Visual Studioでプロジェクトをビルドすると[アプリ名].pdbというファイルが作成されます。
.exeファイルと同じフォルダに作成されるので、間違えてexeと一緒にpdbも配布しちゃったなんて事もあるのではないでしょうか。
.pdbファイルはアプリの実行には必要ないファイルです。
そればかりか.pdbの中には開発時のプロジェクトフォルダ名なども含まれており、不要な情報が流出してしまう可能性もあります。
設定を変更して.pdbファイルを出力させないようにしておけば安心ですね。
.pdbファイルとは
プログラム データベース(.pdb)ファイルはデバッグの時に活躍するファイルです。
実行中のアプリがソースコード内のどの辺なのかといった情報を格納しているファイルで、このファイルのおかげで今どのソースコードの何行目を実行しているかが分かったり、ブレークポイントを使って停止させてたりできるわけです。
.pdbファイルを出力させない設定
ビルドの構成毎に別々の設定にできるので、Debugビルドの場合は通常通りデバッグ情報を出力し、Releaseビルドの場合のみ出力しない設定にするのがよさそうです。
設定はプロジェクトのプロパティから変更できます。
「ビルド」ページを開いたらまず設定対象の構成を選びましょう。
構成から「Release」を選択するとReleaseビルドの時のみ設定を変更できます。
一番下にある「詳細...」ボタンをクリックします。
デバッグ情報を「なし」に設定すれば.pdbファイルが出力されなくなります。
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