様々なライブラリをオンラインで簡単にインストールできるNuGet。
NuGetでライブラリを追加してビルドすると、出力フォルダには.DLLファイルの他に.XMLファイルが出力される場合があります。
この.XMLファイルはDLLの使い方が書かれたドキュメントファイルなようで、実行時には特に必要ないファイルだったりします。
特にReleaseビルドの場合などは、極力不要なファイルは無くしたいと思う方も多いことでしょう。
Visual Studioのプロジェクトファイルを編集すれば、XMLファイルの出力しないよう設定することが可能です。
プロジェクトファイルの編集
Visual StudioのプロジェクトファイルはC#の場合だと拡張子が「.csproj」となっています。
XML形式のファイルなのでテキストエディタで編集が可能です。
<PropertyGroup>という要素の中を編集することになります。
ビルドの構成ごとに複数の<PropertyGroup>があるので、設定したいビルド構成の要素を探しましょう。
見つけたら以下の要素を追加します。
<AllowedReferenceRelatedFileExtensions>
*.xml
</AllowedReferenceRelatedFileExtensions>
以下はReleaseビルドの構成に追加した例です。
<PropertyGroup Condition=" '$(Configuration)|$(Platform)' == 'Release|AnyCPU' "> <PlatformTarget>AnyCPU</PlatformTarget> <DebugType>pdbonly</DebugType> <Optimize>true</Optimize> <OutputPath>bin\Release\</OutputPath> <DefineConstants>TRACE</DefineConstants> <ErrorReport>prompt</ErrorReport> <WarningLevel>4</WarningLevel> <AllowedReferenceRelatedFileExtensions> *.xml </AllowedReferenceRelatedFileExtensions> </PropertyGroup>
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