はじめに
マザーボードにSSDを取り付ける作業です。
私の選んだマザーボードにはM.2規格の拡張カードが使えるようになっていて、SATAインターフェースのSSDよりもっと速度が期待できるPCIe3.0×4インターフェースのSSDが利用できます。
SSD開封
購入したSamsung SSD 250GB 960 EVO。
中身はこんな感じです。
マザーボードのM.2ソケットに関する注意点
マザーボードは ASRock B250M Pro4 という物で M.2ソケットが2つあります。
このソケットについてマニュアルには以下のような注意書きがあります。
- SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、SATA3_0 は無効になります。
- 1 x ウルトラ M.2 ソケット (M2_1)、タイプ2230/2242/2260/2280 M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュールと最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応
- 1 x ウルトラ M.2 ソケット (M2_2)、最大 Gen3 x4 (32 Gb/s)までのタイプ 2230/2242/2260/2280 M.2 PCI Express モジュールに対応
- PCIE2 スロットまたは PCI スロットが使用されている場合は、M2_1 ソケット上の PCIe タイプ M.2 デバイスは Gen3x2 (16 Gb/s) で動作します。
M.2規格のSSDには、SATA3インターフェースを使うタイプとPCIeインターフェースを使うタイプの2種類ありますが、M2_2ソケットの方はPCIeインターフェースタイプのしか使えません。
M2_1ソケットの方はどちらのタイプも使えますが、SATAポートの1つが使えなくなったりPCIスロットを使う場合に制限がかかったりします。
このような制約があるマザーボードは意外と多いようなので注意が必要ですね。
購入したSSDはPCIeインターフェースの物なので、M2_2ソケットを使うのが良さそうです。
マザーボードにSSDを取り付ける
2つある M.2 ソケットのうち M2_2 はこの位置です。
マザーボード上にも小さくM2_2と書かれています。
取り付けるモジュールには4つのタイプがありそれぞれサイズ(長さ)が異なりますが、それぞれに合わせたネジ位置が用意されています。
サイズに合わせたネジ位置を使用します。
▼
SSDをマザーボードと平行にスライドさせる感じでスロットに挿し、逆側の1ヶ所をねじ止めすれば完了です。
(ネジはマザーボードに付属しています)
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なお (日曜日, 07 11月 2021 10:13)
m.2にヒートシンクは付けなくても大丈夫でしょうか?
同じマザーなので、satassdからpciem.2に変更しようと思うのですが、ヒートシンクが見当たらないもので、、。
AraramiStudio (日曜日, 07 11月 2021 11:27)
なおさん
コメントありがとうございます。
それほど高負荷は使い方をしてないからかもしれませんが、ヒートシンクなしで問題なく使えています。
ハイエンドなSSDだと発熱もかなり大きくなるようなのでSDD用ヒートシンクを別途購入してつけてみてもいいかもしれません。